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幼なじみ以上恋人未満

第5章 ライバル(?)

新学期の学校は、やはり、いつもと雰囲気が違う気がする。

大勢の生徒をかき分け、クラスの名簿から、自分の名前を探す。
と、隣で佑夜が叫ぶ。

「弥生!クラス一緒!!やったぁっ!!」

喜んで飛び跳ねている、180越えの長身の馬鹿に、
肘鉄を食らわせ、後ろでのたうっているのを放置して昇降口をくぐる。

「弥生!!」

さっきまでのふざけた声と違い、真剣な佑夜の声がする。
と、突然腕をひかれ、俺の口がなにか柔らかいモノに触れる。
それがキスだと気づくのにしばらくかかった。

「んむ!?」

慌てて俺はそいつを引きはがそうとしたが、力が強くて、とれない。
やっとの事で顔だけ離させる。

「何しやがる!!」

そう叫ぶ俺に、そいつは笑いながらしれっという。

「久しぶりだな、弥生。」

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