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猫かぶりめっ!

第13章 狙われた

「じゃあ、なんであの報道が流れてんだよ!!」



優は湊に問いただした




「俺にもわかんねぇよ!!春田もビックリしてるはずだ…ほら、春田から電話だ…悪いけど…梅乃の事頼みます」




「言われてなくても任せなさい」




純平は笑顔で湊の背中を叩いた



湊は頭を下げて出て行った








「あいつ…1人で抱え混みやがって…」






優は頭を抱えてため息をついた







「仕方ないじゃない。俺らにはなんもできねぇよ…迷惑なんかずっとかけられてるよな(苦笑)けど、あいつなりに考えたんだろ…」





純平もまた大きなため息をついた






ライバルとはいえ、徐々に自分達に懐いてきていた湊の事を弟みたいに思ってた2人は何もしてやれない事にもどかしさを感じていた





とりあえず、本当のことを梅乃に伝えてやらないとと考えた2人は梅乃が起きてきたら話そうと考えてた







「もぅ…俺ら入る余地ねぇじゃん…」







優はボソっとつぶやいた






純平も同じ事を思ってた












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