猫かぶりめっ!
第14章 覚悟を決めた
気がつくと暗くなっていた
あ…私寝ちゃったんだ…
泣いて腫れぼったくなった目を保冷剤で冷やして時計をみた
もうすぐジュンジュンも優さんも帰ってくる
ご飯でも作ろう!
ずっと迷惑かけてるもんね私
謝ろう。今日のこと、今までのこと。
料理が作り終わる頃2人が帰ってきた
「「ただいまー」」
よし、元気よく!!
「おかえりなさーい!!!」
エプロン姿のまま玄関まで迎えに行った
「あの!!ごめんなさい!!」
「「え?」」
2人は驚いた顔をしてる
「ずっとくよくよして、本当ごめんなさい!仕事にまで影響しちゃったし…もうくよくよしないから!!ちゃんと前を向いていくので、これからもよろしくお願いします!!」
おもいっきり頭を下げたら
ポンポン
って2人が頭を撫でてくれた
「こっちこそごめんね今日は。ほら、玄関だとあれだし…リビングいきましょ?」
ジュンジュンは優しく笑ってくれる
「お?なんかいい匂いすんなー?」
優さんは嬉しそうにそう言った
「お礼にご飯作ってました!」
みんなでリビングに足を運んだ