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FREE BIRD

第15章 歩み寄る

どう切り出そうか…


チラリと雪を見た。

髪をひとつに結び、化粧のない雪の見慣れた素顔。


きっちりと留められたパジャマのボタン。


その下には、間違いなくユニクロのブラジャー…いや、あれは乳バンドか?


被るタイプのヤツだな。


パンツも男モンと変わらない綿のボクサータイプだ。


いやいや、そんな事は今や問題じゃない。


雪の気持ちなんだ。

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