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FREE BIRD

第16章 顔の見えないやりとり

それは私の何も変化のない毎日に
密かな楽しみとなるのはさほど時間は掛からなかった。


毎晩する毎に同じ都内に住んでいるとか、仕事は何をしてるのか、家族構成とかまで知り得ていた。


それを承知した上で性的な話題で楽しんでいた。


気づくとパソコンは進がベッドに入ってから開くようになっていた。


今夜もおやすみのキスの後、高揚しながらパソコンを開く。


ブログより先ずはメールのチェックだ。


受信メールの中からマコトさんのメールを目で探す。


あった!


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