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FREE BIRD

第21章 塾れ過ぎた営み

『美穂さん

夕べはメール出来なくてすみません。

あれから会社の飲み会があって飲んだくれてました。

若干二日酔いです。


昨日のあなたとの時間が夢のようです。


僕もあなたが美穂さんで良かった。

というかずっと重ね合わせて想像してました。


素敵な美穂さんに僕の恋は走り出しています。

どうかこの想いが今日もあなたに届きますように 


誠   』


ワインを一口ゴクリと飲んで私はパソコン画面に微笑んだ。


もうそこには主婦の美穂はいない。


私はただの美穂になる。


恋する女の美穂に…




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