FREE BIRD
第22章 小さな嘘
…誠side…
あれから一週間、美穂さんとは実は携帯アドレスを交換し前よりぐっと頻繁にメールしている。
頭の中は美穂さん一色だ。
「パパ~」
休みだからゴロゴロしようと部屋で寛いでいた所、雪がデカい声で呼んだ。
僕はだるめな身を起こしながら返事をした。
「どした?」
ドアを開けリビングを見渡すと、雪がソファーを持ち上げようとしている。
「何やってんだ?」
「凄いゴミなの。ちょっと持ち上げてるからそこの掃除機で掛けてよ」
頑張って持ち上げてるが、掃除機が入る程ソファーは浮いていない。
あれから一週間、美穂さんとは実は携帯アドレスを交換し前よりぐっと頻繁にメールしている。
頭の中は美穂さん一色だ。
「パパ~」
休みだからゴロゴロしようと部屋で寛いでいた所、雪がデカい声で呼んだ。
僕はだるめな身を起こしながら返事をした。
「どした?」
ドアを開けリビングを見渡すと、雪がソファーを持ち上げようとしている。
「何やってんだ?」
「凄いゴミなの。ちょっと持ち上げてるからそこの掃除機で掛けてよ」
頑張って持ち上げてるが、掃除機が入る程ソファーは浮いていない。