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第22章 小さな嘘

その夜、進に早速土曜日は知世とランチに行くと嘘の報告。


進は何の疑いもなく二つ返事だった。


こうして、秘密の逢瀬の度に嘘が重なるんだと胸が痛んだ。


それでも会いたかった。


会いたいと思う気持ちを抑える事が出来ない程、私の気持ちは恋に走り出していた。


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