テキストサイズ

FREE BIRD

第22章 小さな嘘

「人と会いたいんだけど、知世とランチしてるって事にしていい?」


知世は全て把握した顔をした。


「いいわよ。例の彼ね。私の時もアリバイ作りよろしく」


コーヒーを一口飲みあっさり承諾。


直ぐにパソコンに向かったので拍子抜けした。


「ありがとう、よろしく」


礼を言い仕事に戻ろうとしたら…


「美穂、協力するんだから報告よろしく」


とにっこり笑った。


私は苦笑いで返すだけだった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ