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FREE BIRD

第23章 二度目の逢瀬

「美穂さん」


「はい…」


「手を出して」


私はテーブルの上に手を出した。


すると誠さんはギュッと私の手を握った。


私はかあっと恥ずかしくなる。


「美穂さん、僕はあなたが好きです」


「・・・・・・」


私は恥ずかしくて言葉が出ない。


「僕はもうあなたを手放したくない。

お互い既婚者同士だけど、でもこの気持ち押さえられない。

あなたの生活は絶対壊さない。

誓います。

許されたほんの少しの時間のだけど僕はあなたと過ごしたい。

僕の恋人になってくれませんか?

夢の時間を僕と一緒に過ごしましょう」


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