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FREE BIRD

第24章 二番目

「恥ずかしい…」


美穂さんが恥ずかしがって手を引き抜いた。


だけど僕が握っていた手を、もう片方の手で嬉しそうに撫でた。


チラリと上目遣いで僕の方を見た瞳にはハッキリと好意を感じた。


バドパウエルのピアノはまだ続いていた。








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