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FREE BIRD

第24章 二番目

「良かったらもう一杯飲みませんか?」


そう声を掛けてきたのは店のマスターだった。


「あなたにピッタリなコーヒーを淹れましょう」


「はい…お願いします」


「では、カウンターに…」


私は言われるがままカウンターに移動した。


BGMが軽快な小粋なジャズに変わっていた。

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