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FREE BIRD

第25章 バレンタインの頃には

だけれど、現実は裏腹で進と私の変わらない生活だ。


知世のようにお手軽な火遊びのようにはいかなかった。


時々このまま会えなくなってしまうのかと不安になる。


そんな時は誠さんがくれたCDを聴く。


自然と涙がつたう。


私は恋に酔っているのだろうか?


大人の恋とは現実の生活と非現実的な気持ちの狭間で痛みがあった。


思えば思う程背徳感を感じた。

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