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FREE BIRD

第26章 魔法の言葉

そうだ気分転換に本でも読もう。

こんな天気の日は読書もいいわ。


読みかけの小説を開いた。



ああっもうっ


イライラして何も手につかない。


ちっとも読書に集中できない。


私はポケットにあった誠さんがくれた御守りを出して握り締めた。


誠さんはここにいる。


誠さんはいつも私の傍にいる。


そう唱えながら、落ち着こうとした。





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