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FREE BIRD

第27章 裕司の誘い

「でも金がなきゃ、続かねえよ。

小遣い二、三万で何が出来んだよ。

ラブホ月一で、マックでデートすんのか?

高校生じゃあるまいし、そういうわけいかないだろう?」


確かにその言葉は痛かった。


先日キャンセルしたホテルだって、キャンセル料がかかったし…


僕の懐はかなりキツかった。


「まあ、少し考えさせてくれ…」


「良い返事待ってる」


結局バカな話に変わって、終電ギリギリまで飲んだ。


居酒屋の支払いは佑司が出してくれた。

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