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FREE BIRD

第32章 罪人になる

「…んんっ…」


吐息が洩れ、誠さんが唇を離した。


「ごめん…夢中になり過ぎた…」


「いいの…続けて…抱いて…」



誠さんは優しく微笑みながらカーディガンを脱がせ、ベッドに優しく私を横たえた。


「あなたの望む事…全て応えるよ。

あなたの全てを全力愛するから…

だから…僕を全身で感じて…」


髪を撫でながら私を上から見下ろし、キスを再びしてくれた。


こんなにキスをされたのは何年振り?


誠さんは目に鼻に頬に耳に私の全てに唇を丁寧に落とした。


リップ音が甘く感じ私は誠さんに染められていく…


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