テキストサイズ

FREE BIRD

第36章 身体で愛する

その時、誠さんの指で奏でる激しい水音と共に生暖かいものがドバドバっとシーツを濡らした。


私はそれをグッタリしながらも見た。


「ほら美穂さん、凄いよ…まだ出てる」


私の意志には関係なくそこから溢れ出いる透明な液体。


誠さんは少し得意げにびっしょりと濡れた手を見せた。


それは誠さんの手から手首へ流れ腕まで伝った。


凄い…


私は驚いて、照れ笑いをした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ