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FREE BIRD

第41章 別れ難い二人

…美穂side…

チェックアウトの時間が刻々と迫っていた。


もう夢の時間は終わりを告げようとしていた。


溢れそうな涙を抑えるので必死だった。


二人でベッドの縁に腰掛けて離れがたく、手を繋いでいた。

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