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FREE BIRD

第40章 エロスから愛へ

「まこと…さ…ん…」


ベッドで美穂さんが眠りながらも僕を探している。


僕はベッドに戻った。


彼女は起きているのか分からなかったが僕の胸にしがみついた。


「いるよ…ここにいる…僕は美穂さんのここにいる…」


美穂さんの背中を撫で優しく抱きしめた。


美穂さんは再びスヤスヤと寝息を立てた。


そう…僕達は離れていても…


胸の中ではこうして二人だ。


僕達はここにいる。


僕とあなたの胸の中に…

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