テキストサイズ

FREE BIRD

第45章 愛を補充・2

相変わらず何処のホテルも部屋は薄暗く窓がない。


僕はこの雰囲気が美穂さんには似合わなくて、嫌だったがこの際もう贅沢は言わない。


ただ美穂さんを抱く。


愛する事に集中するのみだ。


「汗かいちゃったから、シャワー浴びてくる」


美穂さんはバスルームに向かった。


僕はその間に雪にメールする。


『仕事で遅くなる。夕飯は要らない』


この仕事は今は不定期な時間だから嘘がつきやすくなった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ