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FREE BIRD

第45章 愛を補充・2

もちろん済まないと言う気持ちはあるが、慣れというのは恐ろしい。


僕はすっかり良き旦那と男の顔を使い分ける悪どいヤツになっていた。


「誠さんもどうぞ」


バスローブ姿の美穂さんが、いつの間にか僕の横に立っていた。



色気を既に放っていてドキリとした。



「ああ、ありがとう」


立ち上がり、バスルームに向かった。


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