テキストサイズ

FREE BIRD

第47章 癒やし、癒やされ・1

…誠side…

19時半前、電車を降り駅を出る。


ハチ公前の人混みの中、僕はすぐに美穂さんを見つけた。


「お待たせ」


肩を叩くと振り向く美穂さんはいつになく美しい笑顔で僕を迎えてくれた。


「お疲れ様!久しぶりね」


「そうだね、お腹空いたよ」


美穂さんの顔を見たらホッとして、ウッカリ本音がポロリと出た。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ