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FREE BIRD

第47章 癒やし、癒やされ・1

「ふふ、お腹空いたね。何食べたい?」


美穂さんに笑われた。


「美穂さんに決まってる」


僕は美穂さんの肩を抱き寄せ、小さく言ってみた。


美穂さんは少し照れながら微笑み頷いた。


ふっと張っていた気持ちが和らいだ。


美穂さんに会っただけで僕の重たい荷物が軽くなった気がした。








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