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FREE BIRD

第48章 癒し、癒やされ・2

「切ない話ね…ちょっともどかしい…」


美穂さんが凄く悲しい顔をし、僕に背を向けた。


家族の愚痴なんて言わなきゃ良かった。


僕は直ぐに後悔した。


後ろから美穂さんの肩や腕を撫でた。


ねえ、こっち向いてよ…


美穂さんはまだ背を向けたままだ。


腕に肩に首すじにキスを落とした。


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