テキストサイズ

FREE BIRD

第50章 遅いよ

…誠side…

季節は足早に通り過ぎ、秋も終わりになっていた。


仕事は漸く目処が立ち来年二月を目処に開店予定。
目まぐるしい程の忙しさは変わらないが前進はしている。

海外の出張もかなり増え家を空ける事が増えた。


それでも美穂さんとはなんとか時間を作り会っていた。


何と言ってもそれが僕のエネルギーチャージだ。


もちろんほぼ連絡は欠かした事はない。


特に寝る前は必ずだ。


彼女への言葉を綴らないと一日の終わりを迎えられなくなっていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ