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FREE BIRD

第50章 遅いよ

珍しく三人揃っての夕食だった。


「健太、勉強はどうだ?」


「やってるよ」


「そうか、偉いな。野球はどうだ?」


「やってる」


「頑張れよ」


「・・・・・・・」


健太は素っ気なく口数が少なかった。


僕は少し寂しくなった。




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