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FREE BIRD

第53章 雪の嘘

「どうゆうこと?」


「・・・・・・・」


雪は黙って俯いてた。


「何かの間違いかな?」


雪は首を横に振った。


「俺と雪の子だよね?健太は…」


雪は突然大声で泣き崩れた。



違うんだ…


この衝撃を処理するにはかなりの時間が必要だ。


僕は泣きじゃくる雪をただ眺めていた。

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