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FREE BIRD

第62章 話そう

店の前には沢山の祝いの花が並んでいる。


その花の中に、馴染みない店の名前があった。


『セレクトショップ ルシアン』


ん?


「おい、裕司の知り合いの店か?」


「いや、知らないなあ」



僕はピンときた。


美穂さんだ。間違いない!


慌てて、携帯でその店をチェックした。


セレクトショップで働いてるのは聞いていたが、場所は曖昧だった。


でも、居ても立っても居られなかった。


ここに行けば、美穂さんが居る。


会えるんだ!



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