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FREE BIRD

第62章 話そう

…美穂side…

仕事はいい。


嫌な事、辛い事、悲しい事忘れて集中出来る。


私は夢中で店を掃除していた。


「美穂、張り切ってるわね」


「お客様を気持ち良く迎えたいじゃない」


知世は些か不思議そうに私を見ていた。



誠さんに別れを告げ、心機一転心を入れ替え、進とちゃんと向き合うつもりだ。


とはいえ、誠さんの店にはどうしてもお祝いしたくて花を送った。


気づかれないよう店の名前で送ったんだけど、大丈夫かしら…?

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