テキストサイズ

FREE BIRD

第75章 わかっていたよ

「お待たせいたしました」


軽く会釈して受け取る二人はどことなく雰囲気が似ている。



「嬉しい!彼のピアノ聴けるなんて!」



女性は嬉しそうに潤平を見ていた。


「今日、僕達婚姻届出してきたんです。彼のピアノ気に入ってるから、良かった。


記念になるね、美穂」


「ええ…」


微笑み合う二人は幸せそうで、こっちまで顔が綻ぶ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ