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FREE BIRD

第2章 2006年真夏

僕がこの部屋で一人で眠るようになって一年が経つ。


そして、雪と身体を重ねなくなってもう三年だ。


磨り硝子の向こうの雪を目にする事はこの先あるのだろうか?


僕はエアコンの音の中静かに寝息をたてた。

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