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妖艶怪

第20章 第二十章


レイ!


泣き叫ぶと
ピンポーンとなった。

涙隠しに
メガネをかけて
ドアをあけると、

いつかの雪男に似た
毛むくじゃらの郵便局員が
立っていた。


「ハンコ、お願いしまーす」

声も若干似ていた。

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