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妖艶怪

第11章 第11章


お前ってなんで
そんなに可愛いんだよ?

「ユーヤこそなんで
そんなにかっこいいの?」

悪戯っぽく言う
レイの頬に触れた。


彼処に触れたときに
出す声も…

「ひゃっ」

ホント可愛い。
食べちゃいてーよ

「アタシも
ユーヤを食べちゃいたい」

そう言ったレイの声は
やけに色気があって。
俺はなんか緊張した。

そして俺の指に指を
絡ませてくる。

「いちゃいちゃしよーよ」

いきなり大人っぽくなったり
子どもっぽくなったり
恐ろしいな、こいつ!


存分にいちゃいちゃしてやるよ。
…お前、もう濡れてんぢゃん!

「ユーヤが悪いんだよっ」

さっき触ったから?

「うん」

ぢゃあもし俺が
疲れてるからヤらない
つったらどうしたんだよ?

「え?あ…むりくりヤってもらうw」

バカか。

「ばかなのはユーヤぢゃん!
いきなり可愛いとか
言っちゃって。
アタシを口説こうとか
1000年早いんだからね」

ふーん1000年?

「1000年!」

そっぽを向くレイを
こっちに向かせて
顎をつかむ。


1000年つったな?

「う、うん」

きごちなくうなずく。


俺とヤれ。

そう言っただけなのに
掴んでる顎まで
熱くなるのがわかる。
照れてやがんの。

そして
下半身をもぞもぞと動かす。

「ユーヤぁ、ヤるから、
早く挿れて~」

俺は笑うのをこらえて言う。

挿れて?

「~!挿れて下さい~!」

指を彼処へ滑らせる。
濡れてるから
すんなりズプズプと入っていく。

「んぁぁぁ」

ぐちょぐちょと
濡れた音をわざとたてながら
かき回す。

「ふぁっアッあァ」

すると荒い息をあげながら
俺のスウェットを捲し上げる。

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