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妖艶怪

第16章 第十六章


俺は目覚めた。

どれくらい
寝ていたんだ…
まぁそんなのは
どうでもいい。

レイ?

気配を感じない。

だかそばには
あいつのケータイと
ソファの上には卵がある。

家にでも行ったか。

俺は卵を眺めた。
デビルフィッシャー族と
人食い族の
卵を見たことがないが、
この卵は
正直、とてつもなく
美しかった。

真珠みたいに
キラキラしてて
温かさを感じる。

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