嵐コンビめにゅー
第2章 やまたろー♪
「翔さん、元気ないですねぇ?」
「そ、そう?」
「笑ってくださいっ!
僕は翔さんの笑った顔がだーいすきなんですから!」
「笑った顔だけ?(笑)」
「うぅ…///
全部、です////」
「よくできました(笑)」
「翔さん、だーいすきっ!」
ニノが俺にぎゅっと抱きつく。
もし、
事務所にこの事がバレたら。
別れさせられるのかな…。
そしたら。
このニノの笑顔は
消えちゃうのかな。
「ご飯できてますよー♪」
「んー」
「「いただきまーす」」
「翔さん、僕はね?」
ニノがご飯を食べながら俺に言う。
「どした?」
「翔さんがいないと生きていけませんからね?」
「だから、僕のこと」
「ずっと守ってくださいね?」
「うん」
そうだ。
俺が、
俺がニノを守らなきゃいけないんだ。
いつも、
ヘタレで残念な俺だけど、
ニノを守るためだったら
なんだってする。
それぐらい、
俺はニノを愛してる。