嵐コンビめにゅー
第2章 やまたろー♪
翔さんが帰ってきたら
翔さん、元気がなかった。
きっとまたあのことで
悩んでるんだなぁ
って思ったけど…。
だから翔さんに僕が思ってることそのまま言ったの。
翔さん、僕をずっと守ってね?
って。
「ニノ」
そんなこと思ってたら
翔さんがこっちおいでって手招きした。
「なんですか?」
横に座ると、僕の手を握ってこう言った。
「俺が、ニノのこと一生守るから。」
「絶対に離さない。」
「だから、俺の傍にいて?」
翔さんがいきなりそんなこと言うから
泣きそうになった。
「…………じゃないですか………」
「え?」
「ずっと傍にいるに決まってるじゃないですか……」
「ニノ…。」
「大好き、翔さん大好き。」
「翔さん。」
「ん?」
「抱いて?」
********
は、はい?
今、ニノさんなんと、
おっしゃいました?
「翔さん、僕のこと抱くの嫌ですか……?」
「そ、そんなんじゃないけど…。」
「じゃあ、どうして黙るんですか!?」
「え、えぇっと…。」
実は俺ら、
付き合って2ヶ月は経つけど。
俺、一回もニノを抱いたことがない…。
だって、、、
ニノを壊しちゃいそうで恐い。
「僕はただ、翔さんに抱いてもらいたい訳じゃなくて…。」
「愛を確かめたいんです…。」
「ニ、ニノ…。」
「もう一度言いますよ?」
「う、うん」
「翔さん、僕を抱いて?」