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いつまでも

第3章 気持ちの変化

今日はしやがれの収録。

楽屋に入ると、案の定、にのがいた。

相変わらずゲームしてるけど。笑


「おはよ、翔ちゃん」

「おはよう」

「あのさ、翔ちゃん」

「ん?」

「彼女のこと、本気?」

「なに、急に。当たり前じゃん」

「俺が思うに、彼女を本気で愛するって、かなり大変じゃない?」

「なんで?」

「差別するわけじゃないけどさ、目見えないんだろ?普通の恋愛はできないぜ?」

「そうだけど…」

「翔ちゃんは、彼女を守り抜く覚悟はある?どんなことがあっても」


そっか…

俺はちょっと、甘く見ていたかもしれない。

彼女のことを守るっていうのは、そう簡単じゃない。

色んな不自由がある彼女を、俺は幸せにできるだろうか?

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