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いつまでも

第4章 伝えたい

はぁ…はぁ……

ギリ間に合った…

俺は汗だくで打ち合わせへ向かった。

打ち合わせが終わると、にのが

「翔ちゃんが遅刻未遂なんて珍しいっすね」

と言ってきた。

「わりぃ、昨日目覚ましもかけないで寝ちゃってさ」

「もしかして、何かあったとか?彼女と」

す、鋭い…

「実は…告っちゃったんだよね、昨日。で、伝えられたことに安心しちゃって…」

「まじっすか?で、どうだったんですか?」

「考えさせて、って」

「そーゆうパターンね。まあ信じて待つしか」

「もぅ、不安で不安で…」

「大丈夫ですよ」



*にのside*

大丈夫かな…ほんとに

どーせ、翔ちゃんのことだから、ロクなセリフ言えてないんだろーなー

こんなこと、翔ちゃんには言えないけどww

ま、あとは彼女次第…か

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