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いつまでも

第4章 伝えたい

ドキドキしながら待つこと3日…

ヴーヴーヴー

いきなりスマホが鳴って驚いたが、画面に映る名前を見て緊張に変わった。

葵さんからだ…

なかなか通話の文字を押せずにいると、電話が切れてしまった。

あぁ…切れちゃった…
どうしよ、かけ直そ…

ヴーヴーヴー

また鳴りだした。

よし、今度こそ!

ポチッ

「もしもし」

『あ、翔くんですか?葵です。この前はありがとうございました』

「あぁ、いえいえ。俺も楽しかったし」

『それで、この前の話なんですけど…』

「うん」

ドキドキ

ドキドキ

電話の向こうの彼女に聞こえそうなくらいうるさく胸が鳴る













『ごめんなさい!』

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