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いつまでも

第5章 狂いだした歯車

それから俺は、人が変わったように恋愛に対しての感覚が狂った。

「にの…頼みがあるんだ」

「どうしたんすか?」

今日は珍しくゲームをしていない。

俺はにのに、誰でも良いから女を紹介してくれと頼んだ。

彼女のことも一緒に話した。

正直、怒られるかなと思ったが

「…そうですか。いいですよ」

すんなり承諾してくれた。

俺はモデルの「沙希」という女のアドレスをもらった。

「さんきゅ、にの」

「はい、お安い御用です」

ひとことそう言うと、いつの間にか出していたゲームの電源を入れた。





帰って早速メールすると、

「櫻井翔さん!?嬉しいファンなんです★よろしくお願いします(*^^*)」

送信ボタンを押して間もなく返信が来た。

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