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いつまでも

第5章 狂いだした歯車

それから毎日、「沙希」とメールをした。

結構嵐に詳しくて、嵐トークで盛り上がった。

メールするようになってから1ヶ月程経ったある日…


「今度、家に来ませんか?嵐グッズたくさんありますよ♪おいしいご飯も用意します!」

と誘われた。

俺は一瞬も迷うことなく

「行く行く!!」

と返した。





数日後。

仕事が終わって直で彼女の家に向かった。

もちろん、帽子にサングラスにマスク、変装フル装備。

楽しみにしている自分がいる一方、なんとなく後ろ髪を引かれる思いがした。

ピンポーン

ガチャッ

「あっ、来た!撮られる前にはやく入って!」

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