今日だけは俺の彼女になれ…
第3章 無理矢理彼女…
「や、やめてよっっ…
気持ち悪いって!!」
羅蘭の頬にムサシの荒い息が
至近距離でかかる…
ふたりとも制服姿でぴったりと
身体を密着させるムサシと羅蘭…
「羅蘭とこうしてると
すごくあったかいよ…」
そう言うムサシに
「あったかくないもん…
気持ち悪いだけっっ…」
羅蘭は、そう言いながらも
ムサシの体温が嫌でも
伝わってきていた
「まだそんなこと言ってんの?」
ムサシはそう言うと、
羅蘭のお腹の上あたりに
またがって座り羅蘭を見下ろした
羅蘭はムサシの顔を見上げた…
ムサシと目があった瞬間…
危険を察した…
ムサシの顔が羅蘭の顔に
どんどん近づいてくる…