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俺の秘匿

第2章 1


事が終わり

其の人はスヤスヤと

気持ち良さそうに寝ていた

ワケも分からず

ただ其の光景を見て涙した

ああ…
人生なんてこんなモノか…

そんな事を考えた

それから俺は

日のあるうちは

人の云う事を聞き

文句も何も云わず

自然に笑いながら過ごした

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