甘党ゆるふわ彼女
第4章 チョコレート
さっきのメールには続きがあって、2階の私の部屋と書いてあった。
来たことないからわかるわけない…と思いつつ2階にあがる。
階段をあがってすぐに、かわいい板にCHINAとかいてある札がかかっていた。
ノックをして
「ちいちゃん、大丈夫?」
と問いかけるも返事がなくて不安になり部屋をのぞく。
誰かが寝ているのはたしか。
すごくきれいに片付けてあって、ちいちゃんの制服がしっかりハンガーにかかってある。
ベッドの中できつそうなちいちゃんが寝ていた。
「ちいちゃん、大丈夫?」
優しく問いかけてみると、ゆっくり目を開けて優しく笑い、ゆうくんがきたから大丈夫と言った。