
甘党ゆるふわ彼女
第4章 チョコレート
「ちいねー?ゆうくんに名前で呼んで欲しいのー!ちいちゃんってゆうくんだけの呼び方だけど、今だけ…」
よく考えたら名前で呼んだことないんだ。
恥ずかしいけど、甘えまくってるちいちゃんに答えてあげよう。
「千南、千南、大好きな千南」
「ゆうくんゆうくん大好きだよ」
「ゆうって、呼んで?」
「ゆうーゆうーちいちゃんのゆうー」
小さい子みたいにきゃっきゃっしてるちいちゃん。
いつにましてかわいい一面を見れた。
「ゆうっゆうっ。一緒寝ようよっ」
「!?さすがにそれはだめだよ千南」
「やだやだやだーっ」
男の事情を察してなんて言えなくて、仕方なくベッドにはいる。
