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女の失恋、男の後悔。

第7章 零緒Side

どうしてだろう――





あの日から
再会した日から桜のことが気になって仕方ない。
桜が走り去る前のあの顔が

悲しそうな顔が頭から離れない。
この間も優希とデート中に上の空で悩みでもあるのかと心配されてしまった。

そんなことを考えながら歩いていたら見覚えのある2人がカフェにいた


瑠美「あっ零緒くん」

葵「ホントだ。こんにちは」


見覚えがあると思ったら桜の
元カノの友達だった


零緒「どうも。」

挨拶だけして帰ろうと思った
だがふと思い立った


零緒「あの」

葵「ん?どうしたの?」

零緒「桜ってまだLINEやってますか?やってたら用があるんでID教えてもらってもいいですか?」

瑠美「用があるなら言ってくれればあたしらが桜に言うよ?」

零緒「本人に直接言いたいんで…すいません。」

葵「いいよ、いいよ。大丈夫。ちょっと待っててね。」

葵「はい。これが桜のID」

零緒「ありがとうございます。助かります。それじゃ失礼します」


桜の友達に桜のIDを書いた紙をもらいお礼を言いまた歩き出す


『家に帰ったら声をかけよう』


そう決め家に帰ってきた

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