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結局その日は見るかどうか悩んで終わってしまった。


翌日は買い物に行かなくてはいけなかったので外に出たがついついボーッとしてしまい、電柱や壁に何度もぶつかりそうになった


家に帰って料理をしていても考え込んでしまい焦がしてしまった
なるべく焦げたところはとったがそれでも全部はとりきれず苦かった


『うぅ…。苦い…美味しくない…。』

そう思いながらも残さず食べた
だがこれで何度目だろう

零緒と別れたばかりの時や再会した時もボーッとしてしまい料理を失敗していた


『そろそろちゃんとしなくちゃ…。』


そうは思うもののやはりボーッとしてしまう
お風呂でも悩みすぎてずっと湯船に浸かっていたためのぼせてしまった


このままでは仕方ないので瑠美と葵に相談することにした
できれば明日がよかったが２人とも仕事らしく、桜の次の休みに会うことになった


ほんの少しだけ心が軽くなり、その日はそのまま眠りについた