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そしてついに待ちに待った約束の日曜日。


朝起きていつも以上に気合いを入れて準備をしてカフェに向かった


優希「零緒くん！」

零緒「優希！」

零緒がカフェにつくとほぼ同時に優希もついた

席につき飲み物を注文した


注文した飲み物が届くまで２人は無言だった。

優希「それで…大切な話って？」

零緒「嗚呼…。あの日優希と別れてから色々考えたんだ。それで自分の本当の気持ちに気づいたんだ。俺はまだ桜のこがまだ好きなのかもしれない。それに桜が大切だ。」

優希「――ッ」

零緒「でも、桜よりも好きで大切で必要なのは優希なんだ。たしかに桜のことばっかり考えたし後悔もいっぱいした。でも、だからこそ気づけたんだ。俺が一番好きなのは桜や他の誰でもなく、優希だ。それに俺にとって一番大切なのも一番必要なのも優希なんだ。」

優希「零緒くん…。」

零緒「だから、こんな俺でもよかったらまた付き合ってください！」

優希「…本当に私でいいの？」

零緒「嗚呼。…いや、優希でいいんじゃなくて優希がいいんだ。」

優希「ありがとう。こっちからも、またよろしくお願いします」

零緒「ありがとう！」


断られると思っていたからすごく安心した。
こんな俺なんかでも好きになってくれた優希を大切にしたい


桜を大切にできなくて後悔した分、優希を大切にしよう



俺はそう心に誓ったのだった。