女の失恋、男の後悔。
第2章 さよならの理由
「――…ら」
「――…さくら」
瑠美「ちょっとさくらってば!」
桜「…え?あ、ごめんなに?瑠美」
瑠美「なに?じゃないよもう!桜あんた大丈夫なの?」
桜「え?なにが?」
瑠美「なにって桜ってばさっきからずっとボーっとしてるじゃん。大丈夫なの?」
そうだった
今は友達の瑠美(るみ)と葵(あおい)とランチしてたんだった
桜「ん…ごめん、ちょっと考え事してただけ…。」
葵「なにか悩みでもあるの?あるなら言ってくれればあたしも瑠美も相談乗るよ」
そう言ってくれたのは瑠美とは別のもう1人の友達、葵だった
桜「うん、ありがと。実はさ…――」