お金の関係
第2章 突然の悲劇
男子「…」
詩織「…あの…どこまで」
男子「もう着く」
詩織「…!?」
車で走る事数分
到着したのは詩織の家より数倍
数十倍、広さと大きさのある豪邸、屋敷
だった
執事「お帰りなさいませ、充様」
充「ただいま」
詩織「…」
現段階でわかった事
自分を助けてくれた彼の名前は充(みの
る)
自分と同じ
(それ以上に)かなり
お金持ちの子供、それだけだった
充「入って」
詩織「…はいっ」
充「…」
通されたのは
白と黒で統一されたシンプルな部屋だっ
た
しかし
ヤクザから助けてもらったのは
ありがたかったが彼の目的は一体なんな
のか…
充「…」
詩織「…あの」
充「…」
詩織「あの…えっ、ちょっ…」
充に見つめられ
じりじりと距離を詰められた詩織
一歩、後ろに後退すれば一歩距離を縮め
られ
ついに…
詩織「あっ!?」
充「…」
馬乗りになる形で
詩織は充に押し倒されてしまった
しかも押し倒された場所は、ふかふかの
ベッドの上
しかもキングサイズ